Sam Salter -It’s on tonight / the little black book

久しぶりにLaFace関連が聴きたくになり棚から取り出したSam Salter。1997年の1stアルバム”It’s on tonight”は発売時よく聴いた。自分自身がLaFaceというレーベルの響きに弱いwというのもあったし、固定概念で間違いないという妙な安心感が先立ったのもあるが、本当に味わい深いナンバーばかりだった。LaFace = Babyfaceはセンシティブなイメージがあって、Sam Salterはずばりそれだった。

The Braxtons,Front Page,Blackgirlなどを手がけたTricky StewartそしてJesse Powell ‎– All I NeedやK-Ci & JoJo-Last Night’s LetterなどR&Bの重要作を生み出したLaney Stewartによる作品。まあ兄弟で作ったものなのかな。エグゼクティブプロデューサーの名にBabyfaceとあるが、おそらく何も関わっていないであろうw 自身のレーベルのアーティストなのでコーディネーターという役割なんだろうね。

飛びぬけてエモーショナルというわけではないが、切なく繊細な喉はゆっくりと流れる旋律に麗しくなぞる。ラストナンバーがKool & The Gangネタのリミックスでフロア用になっていて面白い。

Sam Salterの作品は実質この一枚。2000年にLittle Black Bookの発売が予定されていたがなぜかレーベル内で問題がありシングルOnce My Sh..が発売されたもののお蔵入りになったようです。

そのアルバムに予定されていたBabyfaceの作品Color Of Loveは後にBoyz II Menが歌うことになりました。タイトルはThe Color Of Loveに変わりましたが。Boyz II Menのナンバーより元々歌ったSam Salterのほうが好きです。楽曲に相当合っています。このアルバムにはもう1曲、ナイスなスロウ”Money Can’t Of Love”も聞き逃せません。

幻となったこのアルバムですがなぜか音源がネットに上げられ、後にブート盤が出回ることに。さすがブート屋さん、精巧に作成されておりプレス盤となっていますw

hiroo

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