The Temptations / All The Time
Amazonにて早々に予約注文、Temptationsの新作が到着、ヘビロテ中です。デニス・エドワーズが亡くなってそんなに時も経っていない中、本家からのリリース、オーティスのメンタルの強さがここでも伺えますね。俺たち続けなきゃといった・・・
今回は現代ヒットナンバーのカバー集になっており、オリジナルは3曲のみ。テンプスのファンならオリジナルにこだわりたいところですが、おそらく商業的な意味合いもあるんでしょう。ここまでのグループなので、カバーといっても70~80’s時代のカバーは思いもつかないので妥当な線ですかね。
Ron Tyson,、Otis Williamsという2名の大御所の存在だけでも、かなりのブランドネーム維持が可能ですが、すっかりリードシンガーの器におさまった感のあるTerry Weeksも安定の存在感です。新メンバーLarry Braggs(Tower Of Power)、Willie Greeneの2名も実績のある方々、厚みのあるコーラスを聴かせてくれます。
やはりオリジナルナンバーばかり聴いてしまいます。その中でもWaitin’ On Youは厚みのあるコーラスと熱いリードの融合は流石テンプスと唸りました。若手が追随できない老練なグループ内の駆け引き、グループ好きにとっては宝物になりそうなナンバーです。
自分も、全曲オリジナル新曲となると、アルバムリリースにOKサインが出にくいのかなぁ?なんて思ったりもしました。けれど、正直、そんなに期待値は高く設定してなかったので、この内容には、ホント、満足しています。
Dennis Edwardsは、毎年のように来ていましたが、本体も、ビルボードライブあたりに来てくれないですかねぇ。
前作のStill Hereはオリジナルでしたが、レーベル変更など発売前に伴うトラブルありで流通が混乱しました。そんなこともあってかオーティスはStill Hereは満足した出来と思ってないんですよね。俺は好きなアルバムなんやけど。
今作はオーティスも一押しとあって、カバー集ながら自信作と位置付けてるようです。
そう、売り上げを考えるとカバー集が売れたりするもんだから、痛し痒しですよね。
本家の来日、あれば最高ですね。でもミュージックフィーがバカ高くなりそな予感^ – ^