The Wooten Brothers / Try My Love

フレッシュなアップとナイスなミディアムが、絶妙なバランスを保つWooten Brothers/1st。
その当時は地味な3人だなという印象だったが、今聴くと、それが逆にこなれた感じでいいんだな。
ニュージャックでの跳ね感が足りないのも、それが逆に心地よいビートに聞こえるから不思議なもんだ。
ミディアムの美しさは特筆すべきで、#4″We Could Be Together”は打ち込み加減がまったくチープでないし、コーラスの美しさやリードの繊細な歌い回しが際立つナイスミディアムである。
次に素晴らしいのが#10″Love Or Lust”。アーニーアイズレー風のイントロが始まるドラマを期待させ、優しくリードが続くと、間奏で定石のサックスに熱いセカンドリードが重なり、もう昇天するしかなくなるのであった。

2ndではよりいっそうスロウの叙情豊かな表現力に磨きがかかり、そちらもマスト。

hiroo

シェアする

3件のフィードバック

  1. この連中って、85年にaristaからリリースしてる「The Wootens」(arista AL6-8242)とは関係ないのかい?、Kashifなんぞがバックの。
    僕もよく知らないんだけどさ。。。

  2. まったく知らなかったです。ジャケットだけ、どこかで見たことがあるなぁ。
    Kashifということは、洗練されたニューヨーク系でもやってるんでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする