R.Kelly / Write Me Back
「オレは車線変更することにしたんだ。オレは未来には行きたくなかった。でも、自分がいまいるところに留まる以上のことをしたくもあった。それで音楽のタイムマシーンに乗ることにしたのさ」
– R.Kelly
前回のアルバム、Love Letter時のケリー師匠の発言や。
器用に現代R&Bを乗り越えてきたひとは「悟り」とも思えるような、本流R&Bへの回帰をあらわにしつつある。
ラファエルサダークやエリックベネイが同じように原点回帰なアルバムをリリースし続けてますよね。
ケリー師匠は彼らよりずっと前からロナルドアイズレーとの仕事や、シカゴステッパーズ集積盤Happy Peopleを発売したりと、いわゆるクラッシックソウル継承者の先鋒でしたw
カメレオンのように現行を追うような時もありますが、本当にやりたいことはノスタルジーに浸る自分をさらけ出すことなんでしょうw
Love Letterでは懐古過ぎて俺はいまいちのれなかったけど、今回発売の「Write Me Back」はツボをついてくれそうです。
70年代に照準を合わせたようです。フィリーソウルとシカゴソウル、やりたいこと全部やっちゃえてなバラエティに富んだ内容でしょう。
さわりだけ音源聴いてみた。気づくだけでもボロボロ「これ原曲?」というオリジナルナンバーが思い浮かぶ。
スピナーズ”I’ll Be Around”そのままのギターフレーズで掴みOKな軽快ステッパー”Lady Sunday”,バリーホワイト”Let The Music Play”を彷彿させる”Love Is”,ファルセットづかいがスモーキーロビンソン!ウォーキングテンポで腰砕けな”Fool For You”と、ソウル好きのオヤジ達にんまりな内容。もちろんアイズレーもビシッとGreen Lightでキメてくれてます。
本人のオリジナリティなんてありませんw 楽しければいいんです。R.Kellyは凄い器用なひとです。
ケリー師匠!リンクの音源聞きました~
すんごいクラッシック、まるでレコードで聞いてるみたいです^^
原曲を大胆に器用に引用されているんですね。
やりたいことやっちゃえ!で、やっちゃってもOKな師匠クラスですもんね^。^
全体的に楽しめそうな匂いがプンプン◎
ショップに行く楽しみが出来ました!おおきに~♪
T.Oさん
これレコードであってもええかもしれまへん。前のLove Letterもそんな感じでしたね。
きょう店頭にて買ってきました。ちゃんとしたフィジカル盤は買わなきゃいけないと今回思いましたんで。
もう一度繰り返して聴いてるところですが、ケリー師匠、歌唱能力が上がってますね。曲によって声が微妙に違う。
しばらく楽しめる盤になりそうです。